婚活と言えば、「入会基準」が気になる方もいらっしゃるのではないだろうか。
例えば、結婚相談所では、男性会員は「年収1,000万以上限定」や「医者・弁護士・東証一部上場企業限定」等の社会的ステータスが求められることが多い。
逆に、女性は「24歳以下限定」など若さを求められることが多いようだ。
俺は結婚相談所ではなく「婚活アプリ(マッチングアプリ)」をおすすめしているわけだが、婚活アプリに入会基準はないのか、書いていきたい。
婚活アプリに入会基準はない、ただし
結論から言えば、婚活アプリ(マッチングアプリ)に入会基準はない。ここでいう入会基準とは、いわゆる年収や年齢などの「ステータス条件」だ。
実はwith(ウィズ)やPairs(ペアーズ)等の人気婚活アプリのほとんどは6割以上が20代であったりするので、実質「シニアは会いにくい」状態であるのは間違いないのだが、だからといって「40代以上お断り」などという規約はない。
同じく、多くのマッチングアプリでは年収を表示することになっているが、結婚相談所とは違い、その審査というのはない。
(そもそも、入会時に記載するかどうかまで選べることが普通なので、書いてある人と書いていない人がおり、入会基準になりえない)
ただし、ルール無用で誰でも登録できるというわけではない。少なくとも、ほぼすべての優良マッチングアプリにおいて、独身者であることが求められる。
例えば、婚活アプリであるwith(ウィズ)やPairs(ペアーズ)においては、フェイスブックアカウントで登録するのが一般的だというのはご存知だと思う
その際に、フェイスブックアカウント上で「独身」以外のステータス(既婚や交際中)の場合には、マッチングアプリに登録することが出来ない仕様になっている。
※2024年現在では、フェイスブックなしで登録も出来る。
さらに、18歳以上で、フェイスブックアカウント上で10人以上の友達がいることも求められることが多い。
18歳以上であることを求めるのは、法律上の理由だ。年齢を確認しないまま「出会いサービス」「マッチングサービス」を提供した場合には、完全な違法アプリになってしまう。
逆に言えば、使っているアプリが年齢確認を行っていないという場合には、それは違法アプリである可能性が非常に高いので、使わないようにすることをおすすめする。
(いわゆる出会い系サイトであっても、優良サイトであれば年齢確認は行っている)
次に、フェイスブックアカウント上で10人以上友達がいることを求める理由は、出来る限り「個人情報収集業者」を除くためだ。ご存じの通り、マッチングアプリのほとんどは女性無料なので、どうしても「一般女性のフリをして入ってくる悪質業者」は避けられない。これを排除するために、この要件がある。(もちろん、10人というのは割合簡単なので、これだけでは排除しきれておらず、マッチングアプリ内には業者が存在する)
入会基準を広げている婚活アプリも存在
婚活アプリには、入会基準がないどころか「入会の間口を広げる方向」に走っているアプリもある。
その顕著な例が、このサイトでもたびたびご紹介している婚活アプリマリッシュ(marrish)だ。
このアプリは、再婚者の婚活アプリをうたっており、「シンパパ」「シンママ」という、(正直に言えば)本来なら歓迎されないステータスの会員を集めている。(見てみるとわかりやすい)
このように、入会基準を絞るのではなく、「広げる」方向に踏み出すことで集客しているアプリもあるので、要チェックだ。
以上、今回は婚活アプリの入会基準についてお話してきた。あなたの参考になれば幸いだ。