結婚前に、同棲をしてお互いの愛称を確かめておきたい、という人は意外と多いのではないだろうか?
正確には婚活時にしていたわけではないが、俺も過去に同棲をしたことがある。
その時の経験をもとに、今回は「婚活で結婚までに同棲するとこうなる」を男女別に書いていきたい。
婚活で結婚までに同棲するとこうなる:男性編
なんか「俺の婚活!マッチングアプリで真面目な出会い」というサイトタイトルなのに下品な話になるが、正直に言う。
男性が結婚する、というかお付き合いをする理由のうちの一つが、性欲だ。
というか、愛情自体が欲求で言うと性欲から発するとも言われているので、性欲があるから結婚やお付き合いがあり、子供が出来、人類自体が繁栄してきたとさえいえる。
で、性欲のミニ解説を入れたわけだが、これにより何が言いたいのか。
婚活において、結婚する前に同棲すると、当然セックスをすることになると思う。
それも、たまにするのではなく、かなりの高頻度ですることになるだろう。
正直に言ってしまうと、これは男性が結婚で得るメリット(のうちの大きな一部)を先取りしてしまっていることになる。
つまり、同棲してしまうと、男性が結婚するメリットが減ってしまうのだ。
結婚しなくても毎日のように抱けるということは、結婚のメリットは子供くらいしかない。(と、考える男性もいる)
そうなると、よほどの子供好きでもない限り、ここから一歩踏み込んで結婚しよう、と思う意欲は減退する。
要は、「同棲というのは、男性に結婚のご褒美を先にあげてしまうようなもの」だと思えばよいだろう。
婚活で結婚までに同棲するとこうなる:女性編
男性も夢見がちな生き物だと言われるが、女性も意外に夢見がちな生き物だ。
特に結婚の話題になると、女性のほうが夢見がちなのではないかと(個人的には)思う。
女性は、男性のように性欲に突き動かされている人は少ない。(たまにいるが)
だから、結婚前にお互いの相性を確かめる同棲は、女性側の結婚の意思を削ぐことはないと思うだろう。
しかし、実は女性も同棲すると結婚の意思が減る方向に向かうことが多いのだ。
もちろん、これは男性と同じ「性欲が満たされてしまうから」ではない。
それは、別々の人生を歩んできた以上、相性が完ぺきな人間などいないからだ。
女性が同棲をすると、理想の家庭生活とは全く別の現実を目にすることが多い。
相手の良い面も見られるが、それはデートでも相手は意識して出してくる。
そうではなく、同棲では初めての「よそ行きではない相手」を見てしまうことになるため、「良い面も悪い面も分かる」ではなく、多くの場合には「悪い面が目に付く」ようになる。
この時、結婚していれば、容易にお別れすることなどできない。相手に悪い面があろうが、それがDVやモラハラなどの最悪のパターンでなければ、多くの夫婦が「せっかく結婚したのだから」もしくは「子供がいるから」夫婦生活を継続することを選ぶだろう。
しかしながら同棲であれば、相手が気に入らない場合には比較的容易に解消が出来る。
実はここは「女性編」と言いながらも女性だけに限らないことだったのだが、カップルが同棲をすると、相手の悪い面に直面し、結婚する気にならなくなることが多数あるのだ。
結婚したいなら同棲しない
結婚をしたいという場合には、よほど同棲で確かめたい点があるとき以外は、同棲をしないことがプラスに働くと思う。(もしくは、同棲をすることがマイナスに働く)
相手のことが好きであり、なおかつ相手が信用できる人物だということが分かっているのであれば、一気に結婚に飛び込んだ方がうまくいく。
同棲には相手を見極める効果はあるが、そのせいで結婚まで失ってしまってはもったいなさ過ぎるのだ。
婚活で出会った異性と同棲するのであれば、よくよく今回書いたようなデメリットについて考えてからが良いと俺は思う。あなたの参考になれば幸いだ。