婚活アプリ(マッチングアプリ)で出会うために、かなり非効率なことをしている人が、たまにいる。
「いや、その女はあなたには無理だろう…」という女性へのアプローチばかりしていると、最悪の場合、1か月全てのいいね!(30回分)を使い切ったのに成果ゼロ、ということさえありうる。
というわけで、今回は婚活アプリ(マッチングアプリ)におけるアプローチについてお話していきたい。
ファーストメールでアプローチすべき相手
出会い系では、最初のアプローチを「ファーストメール」と呼び、返事がもらえるかもらえないかの分かれ目として、大変重視されている。マッチングアプリでは最初に送るのはメールではなく「いいね!」だが、最初のアプローチが重要なことは同様である。
それでは、婚活アプリ(マッチングアプリ)での最初のアプローチで大事なのは、何か。それは、相手選びである。「いいね!」を返してくれやすい相手を選ぶことが、最も重要なことだと言ってもいい。これさえできれば、マッチングしないことが理由で退場、という一番悲しい結末だけは避けられるからだ。
ただ、「いいね!」を返してくれやすい相手と言われても、それはどんな相手なのかと思うだろう。結論を言えば、「いいね!」を返してくれやすい相手とは、あなたに似ている相手である。
なぜ自分に似た人にアプローチすべきなのか
あなたに似ていると言っても、顔が似ているという意味ではない。あなたがブサイクなら、ブスにアプローチしろというわけではないのだ。
似ているというのは、属性の話である。たとえば、職業だったり、趣味だったり、経験だったり、そういう属性のことだ。
例をだそう。例えば、あなたがサラリーマンであれば、OLである。チャラ男であれば、ギャルがいいだろう。自営業であれば、同じく自営業をしている女性を探してみるのがおすすめだ。
なぜそうしたほうがいいのか。
マッチングアプリというのは、すでに20を超えた、いい大人が使っている。いい大人というのは、すでに自分の価値観が決まっている。そして、付き合うときには、この価値観が似た相手、共通点が見つけられそうな相手を見つけるというのが、たいていの男女の行動だ。
まともなOLが、ギャル男と付き合ったりするのはまれだ。価値観が合わないからだ。
医者がキャバ嬢と結婚するのはまれだ。価値観が合わないからだ。(ただし、不倫・浮気はよくあるかもしれないが)
マッチングアプリで売り込む人を間違えるな
友人である、オタクのB氏は、「オタクなのにギャル好き」という異端児だったため、マッチングアプリでギャルばかり狙ったが、まったく相手にされなかった。
なぜなら、B氏は「ザ・オタク」という風貌で、ギャルのほうも「なんで私なん?」と思ったに違いないからだ。
どうせB氏のギャル好きは治らないと分かっていたので、私はB氏に、もう少し垢抜けた格好をするようにアドバイスした。さらに、髪を染めて痩せろ、とも言った。
B氏は激変した。元の彼を知っている人なら爆笑するだろうが、いわゆる「雰囲気イケメン」ならぬ「雰囲気チャラ男」になっていた。
元の彼を知らなければ、たぶん笑ってしまうことはないだろう。最初からこういう人なのだと思うのではないだろうか。
それからの彼の快進撃はすごかった。
俺が教えたマッチングアプリのウィズやペアーズだけでなく、PCMAXやミントC!Jメールといった出会い系サイトまで手を出し、ありとあらゆるサイトでギャルにアプローチした。
その結果、彼がゲットしたギャルは10を超え、最終的には(私の好みではないが)美人の部類に入るギャルをゲットした。これは実話だ。
何が言いたいのかと言えば、ネット出会いは執念で何とかなるというのが一つ。もう一つは、あまりに自分とかけ離れた人からは相手にされないので、執念があっても無理ということだ。(B氏はオタク風貌のときでも、めちゃくちゃ必死にギャルを追っていた)
もしあなたが、本当に頑張っているのに出会えないのだとしたら、狙いを間違えていないだろうか?マッチングアプリで、狙う人を間違えると返信率・マッチング率は激減する。このことを覚えておいてほしい。
以上、今回はマッチングアプリで狙うべき相手について書いてきた。参考になれば幸いだ。